ご挨拶


 2024年2月、一般社団法人慶應バスケットボール倶楽部は、定款に掲げた目的達成に向け、全ては「慶應義塾体育会バスケットボール部の活動支援」を起点とすることとして設立されました。

 当法人が「契約当事者」となり「社会的信用」を獲得することは勿論のこと、法人に関与する一人ひとりが当事者意識と高い順法意識を持ち、学生の模範となります。(1stステップ : コンプライアンスの徹底)

 また、整備された定款・関連規程をベースに、組織運営・意思決定のオープン化・透明化を図ることで多くのステークホルダー(OB・OG、保護者、ファン等)からの「社会的信用」を高めます。(2ndステップ : ガバナンス強化)

 その上で、男子部・女子部が存在する当法人ならではの強みである「ダイバーシティ」と「規模」のメリットを活かして現役学生を支援して参ります。具体的には、対外発信の強化等を通じ「慶應バスケット」のファン・サポーターを増やし、強化資金を獲得することにより「選手・スタッフの獲得・育成」及び「練習環境の整備・改善」に繋げていきます。(3rdステップ: 攻め)

 また「勝利」という結果は大切ですが、それと同じように、あるいはそれ以上に「人材育成」が重要だと考えています。「全力で部活動に集中出来る環境」の中で、学生が自ら掲げた高い目標に向かって日々努力するからこそ人は育ちます。

 福澤諭吉先生が残された「全社会の先導者たらんことを欲するものなり」という「慶應義塾の理念」、即ち大学卒業後に「社会を牽引するリーダー」を一人でも多く輩出するために、学生が全力で部活動に集中出来る環境作りに努めてまいります。

 皆様からのご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人 慶應バスケットボール倶楽部

代表理事  岩崎 高治